愛着の湧くアイテムが勢揃い!伝統の技と高いデザイン性が特徴の北欧ブランド

愛着の湧くアイテムが勢揃い!伝統の技と高いデザイン性が特徴の北欧ブランド

2019/12/19

近年、インテリアのスタイルとしても定着してきた「北欧デザイン」。ムーミンで有名なフィンランドだけでなく、その北欧の中でも、スウェーデンやノルウェー、デンマークを中心とするスカンジナビア諸島のスタイル、いわゆる「スカンジナビアデザイン」といった呼称も日本国内で浸透してきています。そこで今回は「くらしと」のバイヤーがおすすめする北欧ブランドをご紹介。伝統に培われた技やシンプルなデザイン性、鮮やかなカラーを特徴とするアイテムが揃っているので、是非お部屋のコーディネートに取り入れてみてくださいね。

目次

    FLENSTED mobiles(フレンステッドモビール)

    FLENSTED mobiles(フレンステッドモビール)

    古くからデンマークの伝統的な手工芸として継承されてきたペーパークラフトである「モビール」を、現代のライフスタイルに合わせたバランスモビールとして生まれ変わらせたブランドが「FLENSTED mobiles(フレンステッドモビール)」です。
    このブランドは1954年にChristian Flenstedと妻のGretheによって創り出され、数々の美術館とのコラボレーションを経て、世界中から注目されている、デンマークを代表するブランドのひとつとなっています。
    デザイン性の高いモビールから感じ取れる暖かみは、職人の技によってひとつずつ丁寧に制作されているから。職人は、上質なモビールを生み出すため、正確なバランスポイントを注意深く研究し、パーツひとつひとつが自由に動きまわる、遊び心に溢れた仕上がりを目指しているそうです。
    リビングのアクセントとして飾り付けることはもちろん、知育玩具としても親しまれているので、お子様のお部屋に飾り付けてあげるための、贈り物としても喜ばれています。

          Iris Hantverk(イリス ハントバーク)

          Iris Hantverk(イリス ハントバーク)

          スウェーデンで紡がれる、美しいブラシの数々。
          職人がひとつ、ひとつ、丁寧に植毛し、丹誠込めて仕上げているハンドメイドのアイテムです。
          トラディショナルなブラシの植毛技法にこだわり続け、そのクラフトマンシップは現地で100年以上も受け継がれています。
          ブラシに使われる毛には、馬毛、山羊の毛、タンピコファイバー、ココナッツヤシなど、ほとんどの素材に天然繊維が採用されています。また、取手として用いる木材には、ブナや白樺などに代表される、北欧の木々が用いられており、美しくも機能的なブラシが誕生し続けています。
          我々の言葉で表現するところの「用の美」。使い捨てとは無縁の、道具を大切に使うライフスタイルをご提案いたします。

                Orrefors(オレフォス)

                Orrefors(オレフォス)

                290年以上続く、スウェーデンを代表するガラス製品のブランドであり、毎年12月10日に執り行われるノーベル賞の晩餐会でも「Orrefors(オレフォス)」の「NOBEL」シリーズのワイングラスが採用されています。
                「Orre」はスウェーデン語で黒い雷鳥、「Fors」は川の流れを意味し、ロゴマークにも使用されています。
                1726年スウェーデン南部のスモーランド地方に鉄工所として設立され、1898年よりガラス生産を開始しました。
                当初はジャム容器など、実用的なアイテムを作成していましたが、1914年、クリスタルガラス製造の始まりと共に造形美への関心が高まり、画家であるサイモン・ゲイトとエドワルド・バルトが招集され、1925年のパリの万国博覧会では彼らを含む芸術家たちの作品が国際的な評価を獲得、彼らのクリスタルが世界中の人々に知れ渡ることとなりました。
                現在も、一流の芸術家でもある専属デザイナー達と熟練した職人達の息のあったチームプレーにより、北欧らしくシンプルでモダンな製品を作り出し、クリスタルの代名詞的な存在として世界中に認められています。

                      KOSTA BODA(コスタ ボダ)

                      KOSTA BODA(コスタ ボダ)

                      「KOSTA BODA(コスタ ボダ)」は、1742年スウェーデン南部のスモーランド地方で設立されたガラス工場「コスタ」に始まります。
                      その社名は、スウェーデン国王カール12世配下の二人の将軍アンダース・コスクルとスタン・フォン・ホルステンの名前を組み合わせて作られ、ヨーロッパの現存するガラス工場の中でも、一番古い歴史を紡いでいます。
                      その後、「ボダ」社との合併を経て、社名が現在の「KOSTA BODA(コスタ ボダ)」となりました。
                      グラスやフラワーベースの他にも、北欧の暮らしには欠かせないキャンドルホルダーなど、芸術性、カラー、デザインにおいて類を見ない特徴的なブランドとして世界中にファンが存在し、スウェーデン王室の晩餐会でも使用されています。
                      特に、「SNOWBALL]という名前の通り、雪玉を模ったキャンドルホルダーは、でこぼこした表面がキャンドルの炎を幻想的に揺らめかせ、ほっとするような安心と安らぎを与えてくれる、バイヤーおすすめのアイテムです。

                            aveva(アベバ)

                            aveva(アベバ)

                            2011年に快活で素敵なな女性、エバ・ジャッケルマンによって設立されたスウェーデンのブランドです。
                            ブランド名の「aveva(アベバ)」は、スウェーデン語で「By Eva」を意味し、「(設立者の)Evaが生み出す、あなたの生活をよりカラフルにするプロダクト」という想いが込められています。
                            木やコルクなどのハードな素材と、フェルトやレザーなどのソフトな素材を融合させたデザインが特徴です。
                            北欧の素材を可能な限り使い、伝統技術を大事にしている各国の製造メーカーとの強いコンビネーションによって、質の高いモノづくりを目指しています。
                            常に新しいアイディアや遊び心を取り入れたデザインを発信し、永く愛される機能的な商品を提案しているブランドです。

                                  muurla(ムールラ)

                                  muurla(ムールラ)

                                  「muurla(ムールラ)」は、フィンランド西部のサロ市近郊にて、ガラス工場を生業として1813年に設立されました。
                                  フラワーベースからインテリアのオブジェまで幅広いガラスのアイテムだけではなく、陶器やホーローなど多岐に渡る分野で多彩なアイテムを生み出しています。
                                  特に、近年ではムーミンをモチーフにしたアイテムを多数発表しており、中でも、ムーミンマグは寛ぎの空間にかわいらしさのアクセントを加えてくれます。

                                        Plastex(プラステックス)

                                        Plastex(プラステックス)

                                        「Plastex(プラステックス)」は、フィンランドで3代続く成形プラスチックのメーカーであり、この分野で同国において高い評価を受けている企業です。
                                        長期的なライフサイクルを考慮して製品開発を行い、デザイン、素材の耐久性、パッケージング、製品の廃棄と環境に特別な注意を払って生産を行っています。
                                        また、近代デザインの革新者エーロ・アールニオ教授は、自由な発想から生まれる実験的作品とプラスチック製造にかける強い情熱で、世界的に知られたデザイナーです。彼がデザインしたバブルチェアやパスティルチェアは、1960年代のデザイン界を象徴するアイコンとも言えます。

                                              BY MAY(バイメイ)

                                              BY MAY(バイメイ)

                                              「BY MAY(バイメイ)」は、5月生まれのヨハンナ・エーンとマリア・べリストレムによる2014年発足のデザインユニットです。
                                              スウェーデンのストックホルムに事務所を構え、多種多様な素材や色・パターンを用いた機能的な商品を生み出しています。
                                              北欧ファッションブランドのコレクションデザイナー経験を活かし、シンプル&マイルドなパターンコーディネートを得意とするマリアと、窓辺の花や落ち葉など身近にある自然をモチーフにし、質感を大事にするヨハンナのコラボレーションで、ユニークかつシンプルなデザインを発信しています。
                                              日本の伝統的手法やデザインに多くのインスピレーションを受け、日本の細部にまでこだわるモノづくりと、北欧デザインの美しいパターンを組み合わせたアイデアで新しいライフスタイルを提案しています。
                                              まだ誕生して間もないブランドですが、そのデザイン性はナチュラル、北欧モダンなど、多様なスタイルとも親和性が高い点もおすすめです。

                                                    GENSE(ゲンセ)

                                                    GENSE(ゲンセ)

                                                    1856年に誕生したスウェーデン王室御用達の伝統と信頼を持つカトラリーメーカーです。
                                                    創業者のGustaf Eriksson(グスタフ・エリクソン)が、NySilverfabrik(銀メッキ工場)をSweden(スウェーデン)のEskilstuna(エスキルストゥーナ)で始めたことから、その頭文字をとりGENSEと名づけられました。
                                                    毎年12月12日にストックホルムで行われるノーベル賞晩餐会で使用されるカトラリーを提供しています。
                                                    現在では伝統的なカトラリーだけでなく、機能性に優れたシンプル・モダンな製品も揃え、世界25カ国に輸出されています。

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                                                          執筆: くらしと編集部

                                                          記事内で紹介している商品

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