子育て世代こそこだわりたい羽毛ふとん。西川のふとん工場で学んだ「目からウロコ」のこだわりとは

子育て世代こそこだわりたい羽毛ふとん。西川のふとん工場で学んだ「目からウロコ」のこだわりとは

2020/05/07

人生の3分の1はベッドで過ごすと言われます。「羽毛だから」と、それだけで選びがちな羽毛ふとんには、気持ちよく快適に眠るための数々のチェックポイントがありました。羽毛ふとんを買う前に、ぜひ知っておきたい「ココを押さえれば満足度が一気に上昇まちがいなし!」レポートです。

目次

    育児と仕事に追われる西川のママ社員さんが羽毛ふとんで救われたワケ

    いちど羽毛ふとんで寝ると、もう普通のふとんには戻れない。西川で羽毛ふとんをはじめ快適な寝具の営業に携わるスリープマスターの野中さんも、そう実感する1人。まずは羽毛ふとんの愛用歴20余年になるユーザーとしての体験談を伺いました。

    育児と仕事に追われる西川のママ社員さんが羽毛ふとんで救われたワケ

    「私の初めての羽毛ふとん体験は、大学入学で上京し1人暮らしを始めた時に、両親がそろえてくれたふとんセット。それが西川の羽毛ふとんでした。そして就職すると、先輩から薦められて、グースのダウンが入った羽毛ふとんにグレードアップ。 結婚後はお互いが使っていた羽毛ふとんを持ち寄り、長女が生まれて添い寝を卒業したタイミングで、子ども用にシングルを買い足しました。夫婦の分もちょうど10年近く使ったので買い替えて。」 まだ小さいお子さんにシングルを与えたのは、快適な睡眠環境でのびのび寝返りが打てるように、という思いから。現在は保育園・小学校に通う2人のお子さんのそれぞれが、シングルの羽毛ふとんを愛用しているそうです。

    短時間でも至福の眠り!ママが元気だと、家族も元気

    野中さんは子育ての一番苦しい時期をふり返り、羽毛ふとんに助けられたと語ります。 「妊娠期は体温が高くて、睡眠中も汗をかきましたが、羽毛が吸収し発散してくれるので、ムレ感を感じずに眠れてありがたかったですね。一番つらかった授乳期は、家事育児や仕事の疲れで、へとへと。寝不足が続く毎日でしたが、細切れでも眠れる2~3時間は、羽毛ふとんに包まれてスーッと眠るのが至福の時でした」 短時間でも上質な眠りの大切さ、ママ世代には心底、実感できますね。 「眠りは体と同時に、脳を回復させてくれる大切な時間。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、子どもの成長だけでなく、大人のリカバリーを助けてくれます。ママが元気でいることは、家族の元気のためにも必須。ぜひ羽毛ふとんの上質な眠りをオススメしたいですね」

    短時間でも至福の眠り!ママが元気だと、家族も元気

    西川スリープマスターの野中さんに教わる、失敗しない羽毛ふとん選び

    「羽毛ふとん」といってもいろいろありすぎて、どれを選べばいいのかわからない…。そんな方も多いのではないでしょうか?決して安いものではないし、長く使うものだからこそ、失敗はしたくないですよね。「良質な羽毛ふとんは10年モノ」という野中さんが推すチェックポイントは、「羽毛・キルト・がわ生地の3つ!」です。

    西川スリープマスターの野中さんに教わる、失敗しない羽毛ふとん選び

    check1 清潔なふわふわのダウンボールがたっぷり使われているか?

    羽毛ふとんの快適さは、中身の空気をため込むふわふわのダウンの質で決まります。ダウンには、ダック(あひる)とグース(がちょう)の2種類があり、ダックよりグース、中でも体の大きなマザーグースの順でダウンボールが大きくなり、それだけ軽さ、暖かさも増してきます。 写真の天秤(てんびん)ばかりにのっている2つのダウン。同じ重さで、素材も同じです。左側のダウンは一般的な羽毛ふとんに使用される段階の仕上げですが、右側はさらにもうひと手間、西川独自のフレッシュアップ加工®という特別なプロセスでダウンボールを満開にしたダウンです。西川ならではの高品質。寝心地の差が一目瞭然ですね!

    check1 清潔なふわふわのダウンボールがたっぷり使われているか?

    そして、ダウンの量ですが、羽毛掛けふとんには50%以上を使用することと定められています。でも、西川ではダウン85%以上のものを羽毛ふとんとしています。特におすすめしたいのはグースのダウン90%以上の心地よさ。さらに大きなマザーグースのダウンなら、満足感も格別です。

    check2 キルトは、中の羽毛が片寄りにくく縫製されているか?

    使っているうちに首周りの羽毛が少なくなって、足元付近に片寄り、暖かくなくなった、という声をよく耳にします。羽毛の片寄りは、中の羽毛がキルティングのマス目を越えて移動したために起こります。西川には独自にあみ出した特許の縫製で、キルトのマス目に羽毛がとどまり、新品の心地よさ、暖かさがずっと長持ちする完全立体キルトもありますのでおすすめします。

    check3 がわ生地はやわらかくフィット、羽毛吹き出し防止加工済みか?

    がわ生地は、羽毛ふとんの軽さを生かす、しなやかに体に沿う生地がベスト。また、羽毛が吹き出しにくいダウンプルーフ(羽毛吹き出し防止加工)が施されていることもチェック。西川では、がわ生地を高温スチームでプレスして織り目をつぶすダウンプルーフ加工で、吹き出しにくく仕上げています。

    check3 がわ生地はやわらかくフィット、羽毛吹き出し防止加工済みか?

    ひらけ、ダウンボール!世界屈指のハイクオリティ、西川の羽毛ふとん工場を訪ねてみました

    こちらは宇都宮市(栃木県)にある西川の羽毛ふとんの自社工場「西川レベックス」です。この土地ならではのきれいな水やきれいな空気は、こだわりの羽毛ふとんのクオリティの隠れた“裏方さん”なのです。

    ひらけ、ダウンボール!世界屈指のハイクオリティ、西川の羽毛ふとん工場を訪ねてみました

    主にポーランドやハンガリーなど10カ国からの原毛が、横浜港を経て到着

    羽毛の原産地は寒暖差の大きな地域。グースとダック、2種類の水鳥の体温を守る、胸部分のふわふわのダウンをメインに、弾力性を持たせるために腹部のやわらかな羽根・スモールフェザーを用います。

    主にポーランドやハンガリーなど10カ国からの原毛が、横浜港を経て到着

    一袋に約20kgの羽毛がぎゅうぎゅう詰め、圧縮された羽毛がどう変わる!?

    パンパンにふくらんだ袋をランダムに抜きうちチェック、中の羽毛の品質を確かめます。羽毛はすでに産地で簡単な洗浄とゴミ取りを済ませ、また輸入された横浜港で検疫をパスしているとのこと。ほぼほぼきれいな状態では? 「いやいや、羽毛はここからの工程で磨かれるんですよ」 手のひらにダウンボールの“原石”ともいえる原毛をのせて語るのは、案内してくださる営業・生産管理部の太田さんです。

    一袋に約20kgの羽毛がぎゅうぎゅう詰め、圧縮された羽毛がどう変わる!?

    まず工場での洗浄と選別から。次に品質管理、縫製・羽毛の充填へと続きます

    工場に並ぶ様々な機械や設備。ここでダウンの原毛を、5回ものゴミ取りと完ぺきと言える洗浄、そしてふんわり広がったダウンボールに仕上がるまでの工程は、「ここまでやるの?」という驚きの連続でした。

    まず工場での洗浄と選別から。次に品質管理、縫製・羽毛の充填へと続きます

    めざすは清潔できれいな、ふんわりダウンボール!不純物を除去(1回目)

    羽毛の固まりには、ゴミや不純物が混じっています。洗浄の前に、これらの汚れを取り除くプロセスが、大きなメッシュの除塵機。固まりをほぐしながら、回転するドラム内の羽の遠心力で、羽毛の切れ端や砂、ニオイの元になる汚れなどをはじき出します。

    めざすは清潔できれいな、ふんわりダウンボール!不純物を除去(1回目)

    洗浄は鬼怒川水系の軟水で、洗剤を使うのは1回だけ

    動物性素材である羽毛には、ニオイのもとになる皮脂や不純物が付着しています。これらの汚れを落としつつ、油脂分を取り過ぎないように、中性洗剤でていねいに洗います。その後のすすぎは、水が透明になるまで。この工場で汲み上げる地下水は、鬼怒川水系の軟水なので、汚れ落ちもすすぐ力にも優れ、デリケートな羽毛をやさしく洗い上げることができるそうです。

    洗浄は鬼怒川水系の軟水で、洗剤を使うのは1回だけ

    すすぎ残りを許さない!独自のこだわり基準でチェック

    大切に使えば約10年の間、気持ちよく眠れる羽毛ふとんであるために。西川では業界基準の最高ランクの厳しさで、毎回すすいだ後の排水の清浄度を確認しています。 手にしたサンプルは、向かって左が1回目の排水、それが右のように透明になるまですすぎます。10回以上に及ぶことも少なくない大事なプロセスです。

    すすぎ残りを許さない!独自のこだわり基準でチェック

    2倍の距離から透明度を確認。業界基準をはるかに上回る厳しさ

    羽毛ふとんの業界には、洗浄を終えた羽毛が本当にきれいに仕上がっているのかを試験する決まりがあります。

    2倍の距離から透明度を確認。業界基準をはるかに上回る厳しさ

    試験の方法は、排水をガラスの筒(透視度計)に入れて、上から筒底の十字マークの見え方で測定します。日本羽毛寝具製造業協同組合が設ける基準ではガラスの筒が50cm、見え方は3で合格。西川では2倍の高さの100cm、見え方は鮮明な5でなければ、再度すすぎに戻し、ニオイや品質劣化の元になる有機物を徹底的に除去します。この試験は、工場の洗浄工程と品質管理室とでダブルチェックをして完ぺきを期しています。

    洗い上がりの羽毛を、高温で乾燥・殺菌。細かな不純物も除去(2回目)

    洗浄・脱水した羽毛は約120℃の高温で乾燥させます。この温度は、万一ダニやダニの卵、ウイルスなどが残っていても、完ぺきに殺虫殺菌できます。また、乾燥により、原毛の輸送時に付いた圧縮クセがとれて、ダウンが開くので、その奥に付着していた細かな不純物も取り除けます。

    洗い上がりの羽毛を、高温で乾燥・殺菌。細かな不純物も除去(2回目)

    大きなダウンを選別するために、羽毛を飛ばし、不純物も除去(3回目)

    羽毛からダウンをより分けるために、高さ8mもある選別機へ。中は3室の仕切りがあり、その上部が空いているので、きれいな空気とともに舞い上がった羽毛のうち、不要なラージフェザーやゴミなどは手前の部屋に落ちます。真ん中には軽いスモールフェザー、そして最も軽いダウンは一番遠い部屋へ。重さによるこの選別を経て、一般の羽毛ふとんがつくられていますが、西川には次に大事な工程が控えています。

    大きなダウンを選別するために、羽毛を飛ばし、不純物も除去(3回目)

    ダウン本来の弾力性や保温性がMAXまで高まる!西川だけの仕上げ加工

    最後のこの「フレッシュアップ加工®・バイオアップ加工」が西川の羽毛ふとんのハイクオリティを生むカギ。選別されたダウンを大きな容器へ。この中で水を噴霧し、プロペラで攪拌しながら熱風乾燥させることで、ダウンボールは細部までめいっぱい開ききってパワフルに。この時に取れた微細な不純物を除去(4回目)し、同時にバクテリアやニオイの発生を抑える衛生加工を施して、よりクリーンに仕上げます。

    ダウン本来の弾力性や保温性がMAXまで高まる!西川だけの仕上げ加工

    「フレッシュアップ加工®」にはさらなる品質重視へのこだわりをプラス

    最後の最後に再び選別機で風を送り、良いダウンを選びます。5回目の不純物除去と、風でからまって毛玉のようになった玉ダウンを取り除きます。ちょっともったいない気がしますが、あくまでも上質さが第一。除去する方が暖かさをより長く保てるのだそうです。

    「フレッシュアップ加工®」にはさらなる品質重視へのこだわりをプラス

    まるで新雪のように風に舞うダウン。どこか、解放感にあふれ、一つひとつのダウンがうれしそうに舞っているように見えます。ふとんに仕上がれば外からは見えませんが、ここまで磨きぬかれたダウンボールだからこそ、たっぷりと空気を抱きこんで、ふんわりかさ高な、軽さも暖かさも申し分なしの羽毛ふとんになるのです。

    フレッシュアップ加工®後は、こんなかさ高に!

    同じ重さのグース羽毛で比較してみると、左が加工前、右が加工後。かさが高いぶん、軽さと保温性の良さを表しています。

    フレッシュアップ加工®後は、こんなかさ高に!

    海外の産地から到着した時は一袋約20kgあった羽毛が、最終的には16~17kgに減ってしまうといいます。まさに“磨く”という言葉がぴったりですね。

    8項目の厳しい検査をクリアした羽毛だけが、西川の羽毛として合格

    別棟に設けられた品質管理室では、検査スタッフの方々がそれぞれの試験に取り組んでいます。検査項目は8通り。 (1)組成混合率(くわしくは後述)のほか、 (2)グースとダックの混入率 (3)工場とのダブルチェックの清浄度 (4)有機物が含まれていないか (5)油脂分が適切か (6)中性か弱酸性になっているか (7)ニオイに異常がないか (8)しっかりかさ高があるか これらを様々な機器や人の目、鼻で確かめます。

    8項目の厳しい検査をクリアした羽毛だけが、西川の羽毛として合格

    西川のダウン90%は「90%以上」。混合率は目でより分けて確認します

    たとえば「ダウン90%の羽毛ふとん」の表示は、業界の規定ではダウンが85%以上あれば認められます。しかし、西川では「ダウン90%」は必ず90%を超えていることが譲れない条件。 それを確認するために、仕上がった羽毛から6gを取り出し、2回に分けて、ピンセットを使いながら一点一点目視で仕分けていきます。分類はダウン、スモールフェザー、ラージフェザー、損傷フェザー、陸鳥フェザー、ダウンやフェザーのファイバー、きょう雑物。2回分の結果を平均し、混合比率を重量比で算出します。

    西川のダウン90%は「90%以上」。混合率は目でより分けて確認します

    こちらは、かさ高性の測定。羽毛の弾力性がダウンパワーの数値で表示されます。

    いよいよ羽毛ふとんが完成する縫製と充填、検品検針の最終章へ

    広いスペースに、がわ生地のキルティングをミシン掛けするエリアや、キルティングに合わせて羽毛を充填するエリア、そして検品検針をするエリアが集まっています。ベテランの作業員さんの手さばきに目がくぎ付けになります。

    いよいよ羽毛ふとんが完成する縫製と充填、検品検針の最終章へ

    キルトのマス目ごとに羽毛を充填。その日の温度・湿度で1マスの量を変える

    羽毛は1マスごとにコンピュータ制御で充填しますが、その量は毎日微妙に変わります。というのも、たとえば雨の日は羽毛が湿気を吸って重くなるため、乾燥すると軽くなり羽毛不足に。そういった誤差を防ぐために、毎日、羽毛の水分率を測定し、長年のデータに基づいて設定を調整。きちんと規定の量が入るようにしています。

    キルトのマス目ごとに羽毛を充填。その日の温度・湿度で1マスの量を変える

    長く使っても羽毛が片寄らない、ヒミツは特許の“スゴ技”!

    羽毛ふとんを使っているうちに、経験しがちな羽毛の片寄り。これはマス目の間にある仕切りに、羽毛を充填するノズルの通り道が開いているから。寝返りを打ったりして羽毛が移動するために起こります。 西川の羽毛ふとんは、ユニークなトンネル形状の仕切りを縫製し、その中にノズルを通して1マスずつ羽毛を充填。充填後の穴は羽毛の圧力で完全にふさがって、移動が起こりません。「ソリッドステーク®キルト」と呼ばれるこの技術は、西川だけの特許製法。あみ出したのは縫製担当のベテラン社員さんです。羽毛の片寄りが防げるので、一般的な羽毛ふとんより、暖かさを保ちながらより長く快適に使えます

    長く使っても羽毛が片寄らない、ヒミツは特許の“スゴ技”!
    左が一般的な仕切り、右がトンネル状の特許の仕切りソリッドステーク®キルト

    ノズル用の穴は、左右のマス目で位置をずらして、より完ぺきに片寄りを防ぎます。充填後は開口部分を縫製します。

    人の手と目で全体をチェック、さらに検針機を通して安全安心を確認します

    仕上がった羽毛ふとんは、最後の検品検針へ。汚れなどの不良や異物の混入は、目を配り手のひらでふとん全体をなでる人のチェックで。また、金属類は高感度なセンサーを備えた検針器でチェックします。

    人の手と目で全体をチェック、さらに検針機を通して安全安心を確認します

    安心の目印と西川だけのダウンパスポートが付けられ、完成です

    「ダウンパスポート」には、西川の羽毛ふとんのこだわりや上手な使い方、お手入れや干し方、収納保管の仕方など、長く快適に使うためのお役立ちアドバイスが網羅されています。 また、品質表示タグには、羽毛の入荷時期や製造工場、製造日が記されていて、トレースが可能。 工場の全スタッフがワンチームで製造にあたった確かな品質のあかしです。

    安心の目印と西川だけのダウンパスポートが付けられ、完成です

    お手入れについて気になることをたずねてみました

    Q 快適に使えて、長持ちさせるために気をつけることは?
    A 羽毛ふとんの大敵は湿気。上手な干し方があります

    天気のよい乾燥した日に、がわ生地がいたまないように「掛けふとんカバーやシーツでおおって」干します。午前10時頃~午後3時頃の間で、片面1時間ずつが目安です。干した後でカバーを外し、新しいカバーにかけ替えましょう。 ●ふとん叩きは、羽毛やがわ生地をいためるのでNGです。 ●ふとん乾燥機も使用できます。

    Q 快適に使えて、長持ちさせるために気をつけることは?A 羽毛ふとんの大敵は湿気。上手な干し方があります

    Q 羽毛の吹き出しを防ぐには?
    A 針や安全ピンなどでがわ生地に穴をあけないこと

    縫い目などから少量の羽毛が出てくるのは、羽毛の特性上やむを得ないものです。どんな小さな穴でも羽毛は飛び出しますので、絶対に、がわ生地に針や安全ピンで衿カバーを付けるなどのご使用は避けてください。

    Q ニオイが気になるときは?
    A 羽毛にこもった空気を新しい空気に入れ換えてください

    新品時は、羽毛が天然の素材のため、多少ニオイが残る場合があります。その場合は、ふとんを折りたたんで中の空気を手で押さえて押し出し、新しい空気に入れ替えて3~4時間ほど干してください。まだ気になる時は何度かくり返してみると軽減できます。

    Q 上手な収納と保管は?
    A 湿気の少ない場所にお願いします

    しばらく使わないときは一度日に干してからカバーを外し、湿気の少ない場所に保管してください。湿気によるダニやカビを防ぐために、使わない間でもときどき日に干し、押し入れも乾燥させましょう。

    まとめ

    原毛の買い付けから品質管理、製品の完成まで自社一貫体制でつくられている「西川 羽毛ふとん」。羽毛の洗浄やダウンボールを最大限にひらく過程に、ハイレベルな独自の基準が守られていることに感動するばかりの今回の取材でした。 丁寧な仕事が貫かれた羽毛ふとんが、これからもずっと、たくさんの家族にすこやかな眠りを運びますように。

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            執筆: くらしと編集部

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