食べておいしい栄養たっぷりの健康食材!スーパーきのこ「たもぎ茸」って知ってる?

食べておいしい栄養たっぷりの健康食材!スーパーきのこ「たもぎ茸」って知ってる?

2018/10/25

栄養を豊富に含む健康食材の代表格「きのこ」。その中でも、貴重な栄養素の含有量が群を抜いて高い「たもぎ茸」。その魅力や美味しい食べ方について、熊本県球磨郡あさぎり町でたもぎ茸を栽培している株式会社アスリーの川谷章紘さんにお話をうかがいました。

目次

    栄養と旨みが凝縮「たもぎ茸」特集
    タモギダケってどんなきのこ?

    「だしきのこ」と呼ばれるたもぎ茸、その美味しさと豊富な栄養をお確かめください

    「だしきのこ」と呼ばれるたもぎ茸、その美味しさと豊富な栄養をお確かめください

    低カロリーなのに栄養を豊富に含む健康食材の代表格「きのこ」。
    その中でも、貴重な栄養素の含有量が群を抜いて高い「たもぎ茸(たけ)」が注目を集めています。
    その魅力について、熊本県球磨郡あさぎり町で、たもぎ茸を栽培している株式会社アスリーの川谷章紘さんにお話をうかがいました。

    美しい黄色をしたたもぎ茸。食卓にも花を添えることができます。

    抗酸化作用に期待。たもぎ茸の驚くべき栄養成分

    抗酸化作用に期待。たもぎ茸の驚くべき栄養成分

    「たもぎ茸」という名称を始めて耳にする方も多いかもしれません。
    食物繊維や鉄分・ミネラルが豊富で低カロリーなきのこ類のなかでも、たもぎ茸の栄養は群を抜いています。
    ビタミンA、B、Cに加えて、特にビタミンEの7000倍の抗酸化作用を持つともいわれる「エルゴチオネイン」がきのこ類の中でもダントツです。

    「抗酸化作用と免疫力を上げる作用があるとされるほか、脳機能向上の効果も認められている『エルゴチオネイン』は、人の体では作ることができず菌でしか生成できないそうです。
    インターネットで調べるととても高価なようですが、たもぎ茸には豊富に含まれています。
    また、抗酸化作用に優れた『β(ベータ)グルカン』の含有量が多いことでも知られています。
    βグルカンの中でも、『β1.3グルカン』を含むきのこは、たもぎ茸以外にはないそうです」

    川谷さんとたもぎ茸の出会いは、2012年。
    病気のお父様に何かいい食べ物はないかといろいろと調べていたときにたもぎ茸の存在を知ったそうです。
    その良さを広め「皆様を“健康”と“笑顔”にする!」をモットーにして翌年に会社を設立し、たもぎ茸の栽培を始めました。

    「健康のためだけではなく、生活習慣を見直したい人や美容効果を望む女性にもぴったりの食材です。健康食品というと、高価で、味には期待できないけれど体にいいから食べているというものも少なくありません。
    でも、たもぎ茸は地元のスーパーでは手に入りますし、毎日の食事でおいしく摂ることができ、美しい黄色で食卓も華やぐ。それがたもぎ茸の魅力だと思います。
    だから、もっと多くの人に食べていただきたくて、たもぎ茸の栽培を始めました」


    熊本の「かくれ里」の豊かな自然が育む

    たもぎ茸は北海道や東北で多く栽培されていますが、熊本県球磨郡あさぎり町で作られるたもぎ茸が注目を集めているのは、その品質の高さです。

    「たもぎ茸は、温度・湿度・光・空気の4つの条件が揃わないとうまく育ちません。なかでも空気はとても大切で、換気を怠れば美しい色は損なわれ、たちまち変形してしまうほどデリケートです。あさぎり町は何もない田舎町ですが、清らかな水と空気に恵まれた山麓で、徹底した管理のもとに栽培をおこなっています」

    あさぎり町はその名のとおり、365日のうちの200日が深い霧に包まれる盆地で、2015年には「日本でもっとも豊かなかくれ里」として日本遺産に認定された場所。そんな豊かな自然の恵みを存分に吸収し、川谷さんの愛情をたっぷり受けて育ったのが、あさぎり町のたもぎ茸です。

    ”生産者泣かせ”と言われるたもぎ茸の栽培は、とにかく手がかかります。昼夜を問わずにいつでもチェックができるように、僕は自宅の隣に栽培ハウスを作りました。手間がかかるぶん、美しく育ってくれると本当にうれしくて幸せな気持ちになります。きのこのカサを、スタッフたちは『花びら』と呼ぶほど大切に扱っています」

    花のように美しく咲くたもぎ茸。川谷さんが自分の製品に「花咲たもぎ茸」と名付けたのには、そんな理由がありました。通常のたもぎ茸のカサは500円玉ほどの大きさですが、川谷さんが作るたもぎ茸は5cmを超えるほど大きく育ちます


    乾燥させると、栄養も旨みもアップ!

    栄養に優れ、見た目にも美しいたもぎ茸。その味も気になります。

    「たもぎ茸は『出汁きのこ』とも呼ばれるほど、うまみ成分がたっぷり。グルタミン酸においては昆布と同じぐらい含まれるといわれています。生のたもぎ茸は見た目の美しさと食感が楽しめますが、乾燥させたたもぎ茸は水で戻すのも簡単なので、いろんな料理に応用が可能。粉末のたもぎ茸は、味噌汁やヨーグルトにかけるなどして手軽に食べられるので便利です」

    生、乾燥、粉末とどの状態でもおいしくいただけるたもぎ茸ですが、その栄養価を存分にいただきたいなら「乾燥」がおすすめです。

    「乾燥させると出汁がよく出るようになるだけでなく、たもぎ茸が誇る栄養成分『βグルカン』も増えると言われています。βグルカンをはじめ、たもぎ茸は水溶性の栄養成分を多く含みますので、できれば戻し汁も一緒に召し上がっていただきたいです。水に戻さず、そのままスナック感覚で食べてもおいしいですよ。和洋中、どんなジャンルにも活用しやすいきのこです」


    「だしきのこ」の異名を持つたもぎ茸の実力とは

    「だしきのこ」の異名を持つたもぎ茸の実力とは

    株式会社アスリーの「栄養豊富!乾燥花咲たもぎ茸 3袋セット」は、1袋が20gと使いやすい量です。
    川谷さんにおいしく食べる方法を教えていただきました。

    そのまま食べてもおいしい

    袋から出して、そのままいただいてみました。まさに「うまみのかたまり」という感じで、噛むごとに深い味わいが広がります。後味がコクのある茶豆のようで、満足感が得られます。


    お湯を注いで簡単即席スープに

    お湯を注いで簡単即席スープに

    マグカップに乾燥たもぎ茸を入れてお湯を注ぐと、すぐにお湯を吸収してモコモコとしなやかなきのこに変身。私は塩や醤油で味をととのえましたが、コンソメ系のスープの素もよくあうそうです。

    また、カップラーメンに乾燥たもぎ茸を入れてもおいしいのだそう。レトルトのカレーに加えれば、食感のアクセントと栄養の底上げにもいいかもしれません。


    から煎り

    から煎り

    川谷さんもお酒のつまみとしてよく食べているのが「から煎り」です。フライパンに乾燥たもぎ茸を入れ、中火で2~3分煎るだけ。一味マヨネーズでいただきます。
    とても香ばしく、そのまま食べるよりも香りとサクサク感がアップしていて美味。


    炊き込みごはん

    炊き込みごはん

    たもぎ茸にはβグルカンをはじめ、水に溶けやすい栄養分をたくさん含んでいます。その栄養分もあますところなくいただくため、炊き込みごはんにしてみました。川谷さんが「たもぎ茸は肉との相性が抜群」と言っていたので、豚肉入りです。具材は筍、油揚げ、三つ葉。もちろん戻し汁も一緒に炊き込みます。炊いているうちから、たもぎ茸のいい香りが漂います。

    ごはんや他の具材にたもぎ茸のうまみがしっかりと移っていておいしい。肉厚のたもぎ茸は食べごたえがあります。2杯目は白ゴマと海苔をトッピングしていただきましたが、濃厚な出汁の風味とよくあいました。


    茶碗蒸し

    茶碗蒸し

    「試したことはないけど、やってみたいのが茶碗蒸し。
    絶対においしいと思う」と言う川谷さんに先駆けて、作ってみました。 昆布&かつおぶしの出汁に、たもぎ茸の出汁をプラス。
    なんとも贅沢な茶碗蒸しです。
    塩と醤油で味をととのえてみたら、まるで「めんつゆ」のよう。 たもぎ茸の出汁は甘みが豊かだと感じました。 5個作ろうと思っていたのに、出汁が濃厚で薄めたため、8個もできてしまいました!


    甘く芳醇な出汁のおかげで、茶わん蒸しは濃厚。たまごにくるまれたたもぎ茸は、しっとりつややか。はなびら部分はしなやかで、茎の部分はザクザク。異なる食感も楽しめます。


    そのままを味見、まぐスープ1杯、から煎り、炊き込みごはん3合、茶わん蒸し8個、これだけ作って、使ったのは乾燥たもぎ茸1パック(20g)だけ。
    1袋でこんなに楽しめれば、かなりお得なのではないでしょうか。

    高い栄養価とおいしさを誇る乾燥たもぎ茸は、思いついたときにすぐ食べられる使いやすさも人気の理由です。
    健康と美容を手に入れるために、たもぎ茸による「菌活」を毎日の習慣にしてみたいと思います。

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    執筆: くらしと編集部

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