
扉裏収納を使って収納スペースを賢く確保!場所別アイデア集
2019/08/10
2019/08/10
お家をスッキリ片づけたいけれど、これ以上収納スペースを確保するのが難しくて……と、悩んでいる方も多いでしょう。そんなときに注目したいのが、玄関やキッチン、洗面所など家の収納スペースにあるいろいろな「扉」。扉の裏側はそのままだとデッドスペースですが、アイデア次第で立派な収納スペースとして活用できるんです! 今回は、扉裏のスペースを活用した収納術と、場所別の事例をご紹介します。
目次
デッドスペースとは呼ばせない!扉裏収納を活用するコツ

扉裏収納を活用するために、次の3つのポイントを押さえましょう。
扉を閉めたときのスペースを考える
扉裏にものを収納する前に確認したいのは、扉の内側にどのぐらいの空きスペースがあるのかということです。
扉裏収納に使えるのは、扉の中のスペースの前にあるわずかな空間。扉裏の収納スペースを多くとって、もともとの収納スペースが狭くなってしまうと本末転倒です。どのぐらいの幅・奥行きが活用できるのかを確認して、扉裏に何をしまうのか決めてください。
収納グッズを活用する
扉を開くとすぐに全体が見える扉裏収納は、調理用具や洗面用具、ストック用の消耗品など、よく使うこまごまとしたものを整頓するのに向いています。ごちゃごちゃしがちなものがきっちりと収まるよう、しまうものに合わせた収納グッズを取り入れましょう。
次のようなものが活用できます。
・扉裏、壁面専用の収納棚
・吊り下げ式収納ラック
・吸盤付収納ラック
・ウォールポケット
・ワイヤーネット
・有孔ボード
・フック(S字フックなどの引っかけ式のもの、シール式のものなど)
・マグネット
・クリップ(ピッチ、目玉クリップなど)
・タオルハンガー
など
さまざまなグッズをうまく組み合わせて、使い勝手が良くたくさんしまえる収納スペースを作りましょう。
位置や耐久性に合わせて収納するものを決める
しまう場所を決めるときには、使用するシーンを想像するのがコツ。日常生活の動線に沿ってアイテムの収納場所を作ることで、その場でさっと取り出して使うことができます。
注意したいのは、しまうアイテムの重さです。扉裏収納は扉に収納ラックをひっかけたりくっつけたりして収納することが多いので、重いものをしまうときには、扉や収納が荷重に耐えられるかどうかを確認し、高い場所には軽いものだけをしまうなどの工夫をしましょう。
真似したくなる!上手な扉裏収納の活用事例5選

ここからは、扉裏のスペースをうまく活用した収納の実例をご紹介します。収納スペースが足りなくて困っている方や、物に占領されがちな場所をスッキリさせたい方は、ぜひ真似してみてくださいね!
傘は扉裏に収納して玄関先を広々と

引用: www.instagram.com(@ayamaruhouse)
高さがあるシューズボックスの扉裏に、傘用の収納を設けた例です。使わない傘を玄関先に出しっぱなしにしておくと、スペースを消費して出入りの邪魔になりがち。見た目もごちゃごちゃしてしまいます。たたきが狭くて傘立てを置く場所がない、というケースも多いでしょう。
靴の収納スペースを傘の収納スペースと兼用にすることで、悩みは解決。玄関に近い位置なので、雨の日には出かける際にさっと傘を取ることができます。
よく使うバッグも起きっぱなしにせず扉裏へイン!

引用: www.instagram.com(@sora_first)
納戸の扉裏に専用の収納スペースを作って、さっと片づけられるように工夫しています。差し込み式の扉裏用フックに、ワイヤーネットとフックを使うことで、大きさがあるリュックもしっかりかけられます。
いつも使うバッグや買い物用の手さげ袋は、ついついリビングの床や、ソファや椅子の上に置きっぱなしにしがちです。床面に物が多いと、雑然として見えたり、掃除の邪魔になったりすることも。見えない扉裏にしまうことで、スッキリと片づきます。
扉裏収納なら調味料も使いたいときにさっと取り出せる

引用: www.instagram.com(@m._____style)
コンロ下の扉裏に、こまごました調味料を収納。つり下げ式のワイヤーラックに、たくさんの調味料が並んでいます。扉を開けたまま調理をすれば、使いたいタイミングでさっと取り出せて便利ですね。見下ろす位置にあるので、調味料が全て一目で見えて、使いたいものがすぐに見つかります。
調理台やコンロ周りに調味料ラックを置くと、意外と場所をとりますし、油はねで汚れたりもしやすいもの。そんな難点も解消してくれる、便利な収納アイデアです。
消耗品のストックも扉裏にたっぷり収納

引用: www.instagram.com(@clover_home123)
スポンジなどキッチン用品のストックは、収納スペースに困るアイテムのひとつです。この例では、扉裏にバスケットを設置して、消耗品のストックをきれいに整理しています。在庫がすぐに分かるので、買い足しのタイミングも計りやすいですね。
シンク下の収納は、奥行きはあるものの細かい仕切りがなく、効率よく使うのが意外と難しい場所。収納グッズをうまく配置することで、デッドスペースを作ることなく、たくさんの物をしまえるようになります。
歯ブラシコーナーを扉裏に作って水回りスッキリ

引用: www.instagram.com(@clover_home123)
吸盤で貼り付けられるタイプの歯ブラシホルダーは、扉裏に使うのにぴったり。どれが誰の歯ブラシか一目で分かるので、人数が多いご家庭でも重宝しそうです。ほかの洗顔グッズと一緒に洗面台近くに配置すれば、朝晩の身支度がスムーズにできますね。
洗面台の周りに置くタイプの歯ブラシ立ては場所を取りますし、汚れやぬめりが発生しやすいため小まめなお手入れが不可欠。扉裏にかけておけば、洗面台がスッキリ清潔になりそうです。
まとめ
・扉裏収納は細かくてゴチャゴチャしがちな小物の整理におすすめ
・傘やバッグなど、よく使うけれど出しっぱなしにしたくないものを収納するのにもぴったり
・キッチン用品や洗面用品などは、使用する場所に近い扉に収納するとすぐに取り出せて便利
・扉裏収納を活用すれば玄関先や水回りのスペースを広々使える
・収納アイテムを組み合わせてスッキリ収納する工夫を
収納スペースの悩みを解消するのに、扉裏収納はうってつけ。扉裏をデッドスペースのままにせず、上手に活用しましょう!
収納術に興味のあるあなたにおすすめの関連記事
こまごましたものが収納されてすっきりと片づいたお部屋は理想ですよね。
収納のコツに関する記事をあつめました。
【関連記事】ラベルシールを貼って収納をわかりやすく管理の記事はこちら
【関連記事】有孔ボードや突っ張り柱などを活用した壁面収納のアイデアの記事はこちら
【関連記事】ファイルボックスや紙製のボックスを活用したボックス収納の記事はこちら