プロに聞いた「おしゃれなインテリアコーディネート」を決める3つのコツ

プロに聞いた「おしゃれなインテリアコーディネート」を決める3つのコツ

2018/11/22

わが家のインテリアをセンスアップしたい! きっと誰もがそう思いながらも、どうしたらいいのか悩みは尽きませんよね。狭い家・広い家、子どもがいる・いないに関わらず、どんな家でも取り入れやすく失敗しないおしゃれなインテリアコーディネートのコツを、インテリアのプロである家具メーカー「関家具」の方に教えていただきました。

この記事のまとめ

    インテリアコーディネートのコツ1:コンセプトを決める

    インテリアコーディネートを考える方が、最初に取り組むことは、お部屋全体の方向性となる「コンセプト」を決めること。
    コンセプトがぐらついて、アレもコレもと目移りすると、まとまりのないインテリアになってしまいます。
    まず、大まかな傾向として、モダンなのか、シンプルなのか、ナチュラルなのか。自分と家族のライフスタルや好きなテイストに合わせて決めましょう。

    *モダン?シンプル?ナチュラル?まずコンセプトを決めよう。

    インテリアコーディネートのコツ2:カラー選びのポイントを知る

    カラーの選び方にはいくつかのポイントがありますが、なかでもこの3つが大切です。

    1. 選ぶ色は3色まで
    2. トーンで強弱をつける
    3. 差し色で遊ぶ


    1. 選ぶ色は3色まで

    インテリアコーディネートの印象を左右する、最も大きな要素を占めているのがカラーです。スッキリとして見せたいなら、構成する色を3色に抑えるのが秘けつ。お部屋の印象に統一感が出るからです。
    インテリアの色は、床や壁、天井などの基礎となる「ベースカラー」、ソファやカーテン、家具などインテリアの主役となる「メインカラー」、そして、クッションや小物など、メインカラーを引き立たせる「アクセントカラー」の3つの要素で構成されます。
    まず、使いたいカラーを「メインカラー」に設定します。

    *アクセントカラーはメインカラーを引き立たせる色を選ぼう!


    カラー配分は70%, 25%, 5%

    目に心地よく理想的とされるのは、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%程度という割合。室内全体を見渡して、チェックしてみてください。


    このお部屋を例にしてみると、ベースカラーはホワイト。ペイントしたような壁面やチェア、素材違いのコットンのクッションが表情豊か。メインカラーはグレー、アクセントカラーのナチュラルな茶系がメインのグレーを引き立てます。

    2.トーンで強弱をつける

    好きな色でコーディネートしたのに、なぜか単調な感じ。それをよくしようと思って、色を入れたらごちゃごちゃしてしまった。そんな失敗を防ぐには、色の数を増やすのではなく、同系色でトーンを変えてメリハリをつけるのが正解です。


    例えばモノトーンのリビングに、微妙に色味の異なるグレイッシュな壁面パネルやラグ、濃グレーのソファでシックな大人空間を演出。

    観葉植物のグリーンを効果的に配したリビングは、渋めで明るいグリーン系ソファに濃グリーンのキャビネット。ウッディなテーブルや顎、鉢カバーもグリーンとなじんで、大人ナチュラルを彩ります。

    *同系色のトーン違いで、統一感とメリハリを両立!

    3.差し色で遊ぶ


    インテリアに、遊びをプラスしてお部屋のスタイルアップを楽しみたい。そんな上級者の方には、反対色で遊ぶ方法がおすすめです。 これは同系色で合わせる基本をあえてくずして、1色、インパクトのある色を選んでスパイスのように効かせます。
    ※反対色は、色相環(カラーサークル)の反対側にある色。補色ともいいます。


    例えば、濃いブラウン系の床にネイビーのソファが静的な印象のリビング。ネイビーの反対色であるイエローのクッションを差し色にすると、空間にイキイキした今らしさが生まれます。
    *同系色2色+差し色1色、スパイスを効かせてインテリアをスタイルアップ!

    差し色テク1-反対色を効果的に

    反対色はコントラストが強いため、使い方を間違うと逆効果。
    失敗しない方法は、同じ反対色を異なる3カ所に室内に散らして配置すること。
    目が全体をノーマルな状態として受け入れるのだそうです。



    ダークな雰囲気のリビングの、壁面・クッション・テーブルトップの本にイエローを。3カ所に散らすことで、インパクトの強いイエローが違和感なくなじむのが分かります。
    もし、このインテリアの中にイエローが1カ所、例えばクッションだけなら、脳は他のモノと結びつけられず処理できないので、それだけが浮いて見えてしまうのです。

    *反対色を差し色にしたら、3カ所に置くのが効果的!


    差し色テク2-小物でお部屋の空気を変える

    差し色はインパクトが大きいので、お部屋で大きな面積を占めるソファやラグではなく、小物で取り入れるのがおすすめです。その場合、アイテムとしてはクッション、ソファなどにかける布、インテリアアートなどが手軽でぴったり。

    濃ブラウンのソファは落ち着きすぎる雰囲気になりやすいため、スパイスカラーのクッションが大活躍。フロアスタンドの赤も効いてPOPな気分をプラスできます。

    *小物で差し色を足し込めば、空間がフレッシュアップ



    差し色テク3-相性が良いカラーを選ぶ

    色同士にも相性があるので、好きな色同士を合わせるのはちょっぴり危険。住まいのインテリアとして、心地よさ、飽きがこないこと、他の色となじみやすいことなどが落とせない条件です。

    グレーのカウチソファを例にすると、肌寒い季節は赤系のマルチカバーを無造作に。春はピンク系のふわふわ素材、夏はブルー系の麻素材と、色や素材を季節に合わせてチェンジすればフレッシュアップも手軽です。

    *相性良しのアクセントカラーで季節感も



    インテリアコーディネートのコツ3:フォーカルポイントをつくる

    フォーカルポイントとは「注視点」。ある空間に入った時、パッと見た瞬間に思わず目がいく場所のこと。フォーカルポイントをつくる時の注意点は、ポイントを曖昧(あいまい)にしないことです。
    フォーカルポイントにしやすいモノとしては、観葉植物、絵画、それにイチ押しが鏡です。視覚効果が楽しめるうえ、お部屋が広く感じられるメリットがあります。

    例えば壁に絵を掛ける場合でも、小さな絵をいくつも掛けるのではなく、大きな絵を1枚掛けること。そして、それ以外の装飾はできるだけ抑えて、人の目を集中させます。
    それによりお部屋の広さや奥行きにゆとりが感じられます。

    お部屋に入った正面の壁面に壁掛けのアートを。このフォーカルポイントがあることで、空間が個性的になり、ゲストもテンションが上がります。

    シンプルなLDKにアンティークなステンドグラス風の鏡を無造作に立てかけて。空間の広がりと映り込みの変化が視線を遊ばせるのに最適なフォーカルポイントです。

    *自分がゲストになったつもりで部屋のどこに視線を持っていきたいかをチェック!

    インテリアコーディネートの最新トレンド 2選

    ファッションと同じように、インテリアにもトレンドがあります。迫田さんが注目するのは、カラーと素材です。


    最新のトレンドカラーは「ミレニアルピンク」

    ミレニアルピンクは、淡く少しグレーがかったやさしい色味で、なじみやすさが特徴です。
    インテリアに取り入れる場合は、白と組み合わせて。白はピンクを引き立たせるだけでなく、抜け感をつくってスッキリ見せてくれます。手始めに、ファブリックなどの小物を取り入れるのもおすすめ。

    人気のトレンド素材は「真鍮(しんちゅう)」

    真鍮は銅と亜鉛の合金で、英語ではブラス(brass)。ブラスバンドの金管楽器の素材です。
    ここ数年、インテリアにゴールド色のメタルやマットなアンティークメタルなど、金属の質感をプラスすることが人気。モダンな家具や内装にアンティークな小道具やパーツで味わいを添えるクラシック×モダンのミックススタイルや、トレンドのインダストリアル(工業的)なテイストにも用いられます。
    おすすめはブラックと真鍮ゴールドを組み合わせたペンダントライト。光に華やぎが加わって、スタイリッシュな雰囲気が楽しめます。

    「くらしと」オリジナルソファでインテリアコーディネートを実践

    「くらしと」が関家具・RoomClipとコラボして制作した3つのオリジナルソファを使って、インテリアコーディネートを実践してみました。「家族が自然とリビングに集まるソファ」をコンセプトに制作したソファなので、ソファを中心にしたインテリアコーディネートの参考にしてください。

    ほどよいモダン感覚がスタイルのある木製家具と相性良し

    スクエアなフォルム、シックなオリエンタルブルーの側地がシンプルモダンな雰囲気を醸しだすソファに似合うのは、ナチュラルな木目を生かした家具。脚元に抜け感のあるこんなテーブルやキャビネットを選ぶとバランスよくなじみます。

    ソファは、くらしとオリジナルソファ「モルフェッタ」
    3人掛けカウチソファのあるインテリア。硬めのクッションが好評です。
    フットレストを自由に動かして、お好きなポーズでくつろいで。

    光とグリーン、クッションの赤で盛り上げるリラックスタイム

    夜のくつろぎや休日が楽しみになる2人掛けの電動リクライニングソファ。雑誌を開いたりオーディオを聴いたり、気ままに過ごすシーンにふさわしい、肩の力を抜いたインテリア。お気に入りのグッズに囲まれる至福の楽園です。

    ソファは、くらしとオリジナルソファ「ヴェローナ」
    夫婦で映画を見ながらリビングでゆったりまったりくつろげる。心も体もリラックス感満点の電動リクライニングソファです。

    ラグに座ったり、ウッドスツールをテーブル代わりにしたり。フレキシブルさを楽しんで

    家族が集まるリビングで、思い思いに過ごせる変幻自在の組み合わせソファ。木製のスツールやグリーンで高低差をつけて、ナチュラルな雰囲気を高めています。ラグのキャメル色に、反対色の紫系のクッションでアクセントカラーを。無造作な中にもセンスが光ります。

    ソファは、くらしとオリジナルソファ「ベルガモ」
    3人掛け組み合わせカウチソファ 。座りたい方向を自由に決めて使える可変性の高いソファで、子供とも楽しくコミュニケーションがとれます。

    今回のインテリアコーディネート講師について

    インテリアコーディネート講師 迫田 優さん


    株式会社関家具 第二営業部 次長兼通販課課長
    福岡県大川市に本社を置くインテリア、家具総合商社に勤め、家具販売店向けの卸売営業を担当 。得意先家具店様での売り場作りの経験や、実際に接客販売の際にお客様から学んだ実践しやすいコーディネートのコツをワークショップなど様々な機会に伝えています。

    関家具とは
    福岡県の家具の町・大川市にある家具・インテリア・住まいの関連商品を企画販売する総合商社。創業50年の歴史があり、海外のブランドを含め21ブランドを展開。東京・大阪にショールームがあるほか、全国に店舗があります。最近ではテレビのドラマで家具などの美術協力も!

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    執筆: くらしと編集部

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